熱中症対策と予防

熱中症とは体温をうまくコントロールできなくなり、体温がどんどん上がってしまう機能障害です。

熱中症の発生は、梅雨の合間に突然気温が上昇したときや、梅雨明けの蒸し暑い日など体が暑さに慣れていないときにおこりやすいと言われています。

炎天下での作業、野外でのスポーツ時によくおこりやすいと言われていますが、急激な温度変化に体が順応できない為におこる症状ですので、実は室内でもおこりやすいのです。

とくに、今年は節電の為にエアコンの使用を控える事が多いと思いますが、設定温度を極端に上げ、熱さを我慢するだけの節電は熱中症の危険が高まりますので注意が必要です。

はっきりとした自覚症状がない事も多いのですが「ちょっと具合が良くない」「すこしふらつく」と言ったような症状がある場合、熱中症のサインですので、そういうときは無理せずエアコンの設定を下げ、水分・塩分を取りましょう。

熱中症は症状が重くなると、命に関わる場合もあります。正しく知って夏を乗り切りましょう。

熱中症の知識、対策と予防をまとめてみました。

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▶ 1. 熱中症のしくみ