北海道庁公式ツイートからのお知らせ。
【北海道公式ウェブサイト オホーツク】オホーツクの木質バイオマスのページを作成しました【オホーツク 林務課】https://t.co/07WkwIJThS pic.twitter.com/rhaMGUP3nu
— 北海道 (@PrefHokkaido) 2016年2月26日
北海道網走市のオホーツク総合振興局が運営する公式サイト内に、「木質バイオマス」のページが新たに登場というニュースです。
オホーツク管内は、森林蓄積、素材生産量が全道一で、合板工場・集成材工場・製材工場などの林産加工施設が数多くある、林業・木材産業の盛んな地域です。
木質バイオマスの利用も盛んで、木質ボイラーやペレットストーブも数多く設置されており、また近年では、木質バイオマス発電施設も建設されるなど、今後、ますます木質バイオマスの需要が増えることが想定されています。
さすがに官庁系のホームページとあって、なかなか殺風景なレイアウトでリンク先がPDF書類と若干読み辛さは否めないのですが「木質バイオマスのパンフレット」という林業試験場で作成したパンフレットは読み応えがありました。(これもPDF書類ですが。)
地域で活かそう森林バイオマス 実践編
道内で1年間に集められる森林バイオマス量
色が赤くなるほどバイオマス量が多いということで、北海道の右の方、道東がバイオマス発電に向いていることが分かります。真っ赤な部分には「オホーツク管内」がちゃんと含まれています。(集められる量は十勝やオホーツク東部が多くなっています。)
また、完成すると国内最大級になるという紋別市の木質バイオマス発電所も、この「オホーツク管内」。
発電燃料には「未利用材等バイオマス」ということですので、地図の赤い部分のバイオマスが活用され林業も活性化していくのでしょう。
発電所は12月の本格稼働予定に向けて現在建築中ということです。
紋別バイマス発電所建設工事立柱式が開催されました:紋別市 木質バイオマス火力発電所推進室