1-a 待機電力をカットできるもの、しない方がいいもの

実践節電術 1.待機電力を正しくカットする

待機電力は具体的に主に以下の3つで使われています。
待機電力

  1. 接続しているだけで消費(通電してしまう)
  2. 機能維持(メモリ、内蔵時計、モニター表示)
  3. 支持待ち状態(リモコンの指示待ち、機能をはたらかせるための指示待ち)

いちばん簡単な方法はコンセントを抜いてしまうことです。また抜きづらい場所にコンセントがある場合「節電タップ」につなぎ直してスイッチのオンオフが簡単にできるようにするのも一つの方法です。

また、最近は省エネ対策で待機電力をおさえる家電が増えており、省エネモードの稼働することで待機電力を気にしなくてもいいものもたくさん出てきています。逆に、古い家電ほど小さな家電でも待機電力がかかっているものが多いので、注意が必要です。

しかし、前項で述べたように、待機電力をきってしまうとせっかくの機能事態が使えなくなったり、長時間コンセントを抜くことで設定やメモリー機能がリセットされてしまったり、再度電源を入れたときにかえって消費電力を使うものもあります。

それぞれの家電の特徴を生かした待機電力カットが必要になります。

生活に支障が出てしまっては意味がありません。
また消費電力が増えてしまっては節電が無駄になってしまいます。

取扱説明書には、主電源オフでも消費している電力については表示がありますので確認をしておくといいでしょう。

次項では主な家電の待機電力のカット方法と注意点を紹介します。


▶▶次項 1-b主な待機電力のカット方法と注意点
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