軽くて曲げられるCIGS系太陽電池開発

節電ニュース

ステンレスを基板に用いた低コストのCIGS系太陽電池を開発することに、産業技術総合研究所の研究グループが成功した。軽くて曲げることもできる特徴を持つことから、車の屋根につける太陽電池など幅広い用途が期待されている。
軽くて曲げられるCIGS系太陽電池開発

サイエンスポータル 2010年06月21日
http://scienceportal.jp/news/daily/1106/1106211.html
http://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2011/pr20110620/pr20110620.html

独立行政法人 産業技術総合研究所の先端産業プロセス・高効率化チームと富士フィルムが共同で開発した新しいCIGS系太陽電池は、ステンレスを基板に使うことで軽くて曲げられる低コストの太陽電池なのだそうです。

ステンレスのような金属を基盤に使うという事が今までは難しかったそうですが、これを解決できたとのこと。
何よりもステンレスを基盤に使える事により低コスト、形状の加工のしやすさがアップした事が注目です。
効率も従来のCIGS系太陽電池と比べ劣らないそうです。

今まで太陽電池を導入したくても、コストがかかる事や、重量があるので使える場所が限られていたのがネックでした。

これが商品化できるようになれば、ベランダなどに日よけの代わりに発電できるシェードをつける事など可能かもしれません。

身の周りの身近なもので、気軽に発電ができる時代になるといいですね。

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