エアコンやめ扇風機、50%節電 政府、家庭用メニュー

節電ニュース

東日本の今夏の電力不足に対応するため、菅政権が家庭向けに節電対策メニューをつくった。家庭の削減目標は15%。メニューで示した11項目の節電効果の数字を組み合わせ、15%を超えれば目標達成だ。エアコンを扇風機に替えれば、使用電力を50%減らせる。

asahi.com(2011/05/09)

http://www.asahi.com/business/update/0508/TKY201105080388.html

中部電力の浜岡電発の全面停止に伴い、中部電力は東京電力管内への電力の供給を停止する事を発表しました。

東日本と西日本で使用している電力の周波数が異なり送電量に限界があるため、送電量は100万キロワット程度だったそうですが、それでも一般家庭38万戸相当にあたるので、決して小さくはないです。

計画停電をしないようになんとかなりそうだった電力計画も、これで少し厳しくなりました。

タイトルにある、「エアコンをやめて扇風機で50%」というのは、さすがに去年のような暑さでは難しいとは思いますが、トータルで15%の節電が目標なので、設定温度を上げたり、他の家電の使い方など、できる範囲で節電への協力をしていければと思います。

やはり突発的な緊急停電や輪番停電は、在宅看護など命に関わる方もいますので、避けたいところです。

ちなみに、中部電力は今までも九州電力への40万キロワット程度(一般家庭15万戸分相当)の供給をしていたため、おそらくこれも停止される見込みだそうです。

今回の発表は東日本に向けてですが、西日本でも何かしら対策が必要になるかもしれません。

スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサーリンク