遮光ネット

実践節電術 3.節電を強化するための便利グッズ

遮光ネット遮光ネット(しゃこうねっと)は本来は園芸や農業などで作物を直射日光から守る為に使われているもので、ホームセンターなどに売っています。素材は高密度ポリエチレンでできていて、カサカサとした感触でとても軽いのでカーテンのように窓の外に下げたり、ひさしのような使い方ができます。遮光率は25~95%まで幅広くあり、値段も安いので今人気の節電グッズです。

室温は日中の部屋に差し込む日光の量が多いほど高くなり、太陽の熱を浴びて熱せられた窓ガラスは性質上、太陽から帯びた熱を温度の低い室内側に放熱しますので、よけいに室温を上げる原因となります。

遮光ネットは、この太陽の熱を直接ガードできるため、室内を冷やす為の電化製品の使用を減らす事ができ、節電に効果的です。
遮光ネットには色の違い、遮光率の違いがありますので、ご自宅の状況に合わせて選ばれると良いと思います。
最近はベランダ用に加工されたものも出回っており、四隅を止めやすいようにハトメがついている商品もあります。

遮光ネット 特徴
遮光ネット カラミ織り ラッセル織り遮光率は簡単に言うとネットの編み目の大きさの違いです。遮光率が高くなるほどネットの目が詰まっているので遮熱効果もあがりますが、明るさ・通気性は下がります。またネット自体は太陽の熱を帯びますので、設置はガラスからある程度の距離を取った方が良いです。
折り方は代表的なもので ラッセル編み、 カラミ編みの2種類がありますが、遮光率が同じであれば能力は同じです。違いとしてはラッセル編みの方が少し重量があり、ほつれに強くなっています。

最も一般的なタイプ 黒いため部屋は薄暗くなる 安価
反射タイプ ネット自体に熱を帯びにくい 部屋が暗くなりづらい 汚れが目立ちやすい
反射タイプ アルミが蒸着されているので光線の反射率・断熱率はいちばん高いが値段がすこし高い

他に防虫加工がされているものもあります。

メリット

  • 園芸用なので、価格も安く購入しやすい(ホームセンターやネット通販で入手が可能)
  • 加工がしやすい(はさみで簡単にカットできる)
  • 網状なので通気性に富んでいる
  • 外からは見えづらいが、中からは見通しがよい

デメリット

  • 見栄えはあまり良くない
  • 軽いため風に飛ばされないよう四隅の固定が必要
  • 遮光率が高いほど室内が暗くなる
  • 2-3年で交換が必要

関連リンク(amazon)

3. 節電を強化するための便利グッズ リスト
実践節電術 TOP

スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサーリンク