日中の日光を遮断する:夏の節電

1.夏の節電-涼しく節電

日中の日光を遮断するものを使う1.窓の外から遮断

  • 雨戸
    いちばん断熱効果の高いのが雨戸です。日中留守するときは、朝の涼しいうちに雨戸をしてて出かけると、熱がこもりにくく夜の冷房も少なくてすみます。
  • 遮光ネット
    遮光ネットは元々農業などで作物を直射日光から守る為に使われているもので、ホームセンターなどに売っています。ものすごく軽いのでカーテンのように窓の外に下げたり、ひさしのような使い方ができます。遮光率は25~95%まで幅広くあり、値段も安いので今人気の節電グッズです。
  • よしず
    よしずは葦を縦にして横につなげたもので、ベランダや窓に立てかけて直射日光を避けるために使います。ホームセンターなどに売っています。海の家などで日よけに立てかけてあるあれです。風通しもよく、じょうろなどで水をかけておくと気化熱で涼しい風が入ってくる優れものです。


夏の日よけグッズ

遮光ネットで日光をさえぎる

日よけサンシェードで日陰を作る

よしずで和を愉しむ

2.部屋の中から遮断

  • すだれ
    すだれは葦や竹を横にして縦につないだもので、本来は窓の外にぶら下げて日よけとして使うものですが、部屋の中でブランドのように使っても断熱効果があります。布カーテンは熱を吸収してしまいますが、すだれは茎が空気の層を作り熱を通しにくくなっているので、部屋の中が暑くなりにくいという特徴があります。
  • ブラインド
    金属の板でできているブラインドは、光と同時に室内に差し込んでくる熱も跳ね返します。また遮熱ブラインドといって、表面を遮熱塗料でコーティングしてある、日射に含まれる赤外線を反射する製品も出ています。
    単品で取り付けるよりも、窓とカーテンの間に取り付けると効果的です。
  • 遮熱カーテン
    遮熱カーテンとはカーテン生地にステンレスでコーティングをしているもので、レースタイプと厚地タイプがあります。繊維がブラインドのように太陽熱を反射して日射熱をカットできるというものです。
    メーカーによりますが、レースで約39%、厚手タイプで約59%カットします。レースは性質上、未加工のものより若干部屋が暗くなりますが、西日が入る部屋には特に効果は高くおすすめです。
  • 断熱フィルム
    断熱フィルムは、透明、もしくは半透明のフィルム状になっており、窓ガラスに直接張る事で日射熱をカットできるという節電グッズです。窓ガラスに直接貼付けるものと、窓枠に貼付けて2重サッシ状態にするものがあります。


お部屋の夏対策グッズ

すだれで暑さをしのぐ

ブラインドで日光と熱を反射する

遮熱カーテンでUVカット

断熱フィルムを窓にはる

3.屋根・外壁から遮断(大技)

  • 熱反射塗料を塗る
    戸建てのみ有効ですが、屋根や壁に塗るだけで、太陽からの熱を反射し、冬は熱の放出を防ぐもので夏は5~6℃涼しく、冬は4~5℃暖かくなるという塗料です。施工する業者もありますが、塗料だけでも販売されているのでご自身で塗られる方もいるようです。
  • 緑のカーテンを育てる
    緑のカーテンとは壁伝えに植物を育てることにより、壁に当たる直射日光を遮り、建物の温度を下げることで節電しよう、という試みです。
    ツタは数年かかるのですぐには無理ですが、朝顔やゴーヤは比較的のびやすいので、お勧めです。


屋根と壁、夏対策グッズ

熱反射塗料を塗ってみる

植物栽培セットで緑のカーテンを育てる

ゴーヤで緑のカーテンをつくる

みどりのカーテンの参考書



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夏の節電グッズ

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