節電ニュース
滋賀県草津市の元建設請負業の男性が、発電機を回す時に生じる磁石の抵抗を大幅に軽減させる仕組みを発案し、解析した京都大准教授がこのほど学会で発表した。簡易な構造だが誰も試みなかった「コロンブスの卵」的発想で発電装置の簡略化が見込め、電気自動車や風力発電などへの応用に期待も高まっている。
京都新聞 2011年05月31日
http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20110531000016
永久磁石を用いた発電機は、回転が重くなる事がネックだったのだそうです。
そういえば、自転車につける発電式のライトや手回し式のランタンなど、自家発電できるものは回すハンドルが重く、継続して使うのは結構しんどいですね。
この装置は磁石が引き合う力を相殺させることができ、低回転でも電気が取り出しやすくなるそうです。
既に企業からの引き合いがきているとの事。
風力発電などにも活用できるのであれば、いつか窓の外につけた小さなプロペラから、テレビが見られるくらいの発電が可能かもしれません。
早く実用化してほしいものです。